コースは大歩危と小歩危の2種類

ラフティング

吉野川は中流がラフティングのスポットとなっていて、上流側の大歩危、下流側の小歩危という2つの名所に分かれます。いずれも日本にあるラフティングスポットの中では激しい方ですが、それぞれ具体的な激しさが異なります。大歩危はひとつの波が大きいのが特徴で、特に増水した時の波が魅力となり、大量の水を巻き込んだ波がボートに押し寄せます。ただ、その反面増水していない時は、とても落ち着いた状態になります。そのため、ダムの放流が行われる前の春ごろは、大歩危は子どもやラフティング初心者に適した穏やかなコースとなります。それに対して小歩危は、川の落差が非常に大きいため、スリリングな川下りを楽しむのに適しています。流れが激しいということで名前が付いているスポットも数多くあり、チームでのラフティングを無事終えることができれば、達成感を味わえるでしょう。そして、大歩危と小歩危のどちらも、半日あるいは1日のコースから選択できることが多いです。基本的に間に昼食を挟むかどうかの違いで、しっかりラフティングを楽しみたいのであれば1日コースが適しています。もし、体力が続くかどうかわからなかったり、まずはお試しで体験したいという場合は、半日コースを選んでも問題ないでしょう。

1日コースでおよそ1万円強が目安

ラフティング

吉野川でラフティングをする際には、ガイド料の他にボートの利用料やウェットスーツなどのレンタル料が発生します。大抵の場合は必要なものがひと通り料金に含まれていて、レンタルがオプション扱いになることはあまりありません。そして、吉野川のラフティングガイドは難易度が高いため、ガイド料は日本の平均相場よりも高くなりがちです。大歩危と小歩危のどちらを選択しても、大体半日コースで5千円前後、1日コースだと1万円強程度と考えておくと良いでしょう。その額は基本的に、他の人と一緒に利用する場合の目安で、ラフティングで使用するボートは最大8人乗りであることが多いです。プランによっては家族や友人グループなどで貸切ができることもありますが、その場合は料金が大体倍程度になります。そして、実際に体験を利用した人の評判として多いのが、ガイドの質に関することです。川を下るときの会話が楽しかった、初心者へのフォローがしっかりしているという風に感じた人が大勢います。したがって、吉野川でラフティングをする際には、ラフティングそのものだけではなく、ガイドの質も考慮して会社を選ぶと良いでしょう。

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